ツイッターで見かけて、サーキット・スイッチャーという本を読んだ。

https://www.amazon.co.jp/dp/B09Q884VKK

2023年には完全自動運転が可能な車両が市場に出回っていて、完全自動運転が承認されたのが2025年という設定で、現実よりは早いペース。「近未来SF」というより「数年後にあり得る世界」がしっくりくる。コロナ禍設定もあり、現実ではないかという錯覚すら起こる。 印西のデータセンター設定とか(他にもあるがネタバレになるので書かない)妙にリアルというか同業の人がしっかり書いてそうだなと思いながら読んだ。 作中で登場するソフトウェアエンジニアは、ちゃんとエンジニアっぽい人格があって好みだった。自分もソフトウェアエンジニア目線で読み進めていて、途中疑問に思ったことが回収されていて気持ちがいい。 将来サイバー犯罪が増えていくことを考えると、警察側にまともなソフトウェアエンジニアかそれに準ずる知識を持った人間が絶対に必要だ。Coinhive事件をみるに、警察だけでなく検察や裁判所も同様だ。 終盤はちょっとSF感だったものの、全体的に良くできている2時間ドラマという感じ。同業者は読んで後悔しないと思う。

あとがきを読んで、本作が第9回ハヤカワSFコンテストの優秀賞であることを知った。しかも著者はフォロワーだった!多才な人には憧れる。


Official髭男dismのボーカルが、ONE OK ROCKのボーカルをゲストで呼んだラジオを聴いた。

FM802 LANTERN JAM TIMES vol.45 ONE OK ROCK Taka(@ONEOKROCK_japan)さんをゲストにお迎えしたさとジャム 消灯 ~ @officialhige @satoshi_higedan #LJT802|LANTERN JAM TIMES|番組ブログ|FM802

Official髭男dismというか藤原聡が、相当Takaに影響を受けていることを知った。もともとドラムをやっていたが歌うきっかけになったのはONE OK ROCKの衝撃があったそう。 ピアノを弾きながら歌うことはできなくはないが、ミスできないライブでそれをこなすのは限りない集中が必要で、観客に向き合えないことを自覚した。Takaが立って歌う姿にも影響され、以降はサポートメンバーに演奏を任せながら、全身を使って表現しながら歌うスタイルを取り入れているとか、そういう話を聴けた。