2017年11月6日

弊研究室では、毎年冬ゼミと称した合宿がある。学会の練習の意味も込めて、研究概要締切、原稿投稿締切が設定され、学生 (主に M1, B4) は指導教員の OK をもらってから自身で登録する。当日は、プレゼンに加えて長めの質疑応答の時間が取られ、弊研究室で博士号を取得したOBも容赦なく質疑をするので、学生にとっては厳しめのイベントである。

 

例年、概要や原稿の登録は研究室自前の Web システムから行うのだが、このシステムは非常に温かみのある運用がされていた。HTML に埋め込まれた PHP でユーザ認証、投稿機能を行っており、それはいいのだが、冬ゼミのプログラムの作成や締切の設定は完全な手積みであり、管理者がサーバ上で作業を行っていた。また、バックアップのために、更新された index.html は手動ローテートされており、index.html, index2.html, ... と並ぶ。これが更に 2016, 2015, ... と並んでいる。

昨年この現状を知ったときはすぐにでも新しいシステムを構築したいと考えたが、当時は自分が投稿する立場だったので、余裕がなかった。今年は、運営する立場となったので、このシステムを刷新することにした。需要は全くないと思うけど一応公開しておいた。

github.com

 

将来のことも考えて (?) Rails を使った。管理者側の Web UI も実装して、サーバに入る必要がなくなった。通常ユーザの機能はすぐに終わったが管理画面は意外と面倒であることが分かった。管理者が簡単にプログラムを作成できるように Vue.js を使ってみたけど、やはり jQuery を使うよりは実装速度が落ちるしなにより Rails 側の API も面倒だった。まあとりあえず目標期限までに動く状態になったのでよしとする。

 

 

ところで、Amebaなうというサービスが今日終了した。

ameblo.jp

某声優のつぶやきを見るためだけに利用させていただいていたが、実際に終わってしまうとさらに声優が発信する情報が減ってしまいそうで悲しい。