Arch Linux を捨てて Ubuntu を入れた

数日前に Arch Linux を捨てて Ubuntu 16.04 LTS を入れた。

元々 Linux を Macbookpro に入れたかったのは、Linux プログラミングをちょっとやりたかったのと、 別にもう macOS じゃなくてもいいかなという気持ちがあったからである。 Arch Linux にしたのは、やっぱり余計なものが入ってないからいいのと なんとなくカッコイイのが良かった。Wiki は情報豊富だし、Macbook に Arch Linux を入れてる記事も 多くて助かった。しかし、自分でなかなか解決できない問題もあった。具体的には、全体的な発熱と サスペンド(ハイバネート)しない問題である。

前者については、起動直後は CPU が 50~60度で、 i3wm を起動してブラウザを開くと 70度ぐらいになっていた。CPUスケーリングやファン制御デーモン、 省電力設定を色々やったけどあまり改善しなかった。無理やりファン回転数を上げれば温度は下がったけど 騒音と電力的に良くなかった。

後者は、具体的には数秒 CPU がストップした後数秒ですぐに復帰してしまう問題だった。 /proc/acpi/wakeup で余計な復帰要因を消したけどダメで、dmesg をみてもよくわからん状態だった。 Arch Linux に詳しい後輩によるとたぶんスワップの設定がおかしかったらしい。

こんな感じで、元々の目的を忘れて環境構築にふけっていたわけだけど、色々やっていたらある日 OS が起動 しなくなってしまった。EFI Bootable USB で chroot すれば復旧はできたかもしれないけど、面倒になって 勢いで Ubuntu をバーンとやったというのが経緯である。Arch Linux が上級者向けというのがよくわかった。

Ubuntu にした理由は、まず標準のおもてなしがあって楽なところと、 Web サービスの本番環境にも使われるメジャーな OS なので、詳しくなっておいても損はないと思ったところが ある。下記事を参考にしながら、k0kubun/dotfiles をクローンしてドーンとやったらターミナル周辺がいい感じになったので 助かった。

k0kubun.hatenablog.com

今のところ大きな問題は発生していない。しかし、外部ディスプレイの扱いが面倒なのと 外部キーボードを付けたときのリマップがうまくいっていないので早急になんとかしたい。